相模原市内には、多くの市民の方が森づくりの推進及び保全に関わる活動をしています。
私たちは、こうした活動をしている市民団体(対象:相模原市と森づくりパートナーシップ協定を締結している団体)に
様々なサポートを行うことで、良好な自然環境を将来にわたって保全・継承できるよう取り組んでいます。
相模原市南区の「木もれびの森」の中の大野台地区を中心に活動しています。
草刈り・間伐や散策路の整備、自生する植物を保護する活動や植生調査などを行っています。
近隣の小中学校の学習への協力やイベントの開催など子どもたちをはじめ多くの人に森の魅力を伝えるための活動を展開しています。
毎月の定例活動のほか、作業チーム、クラフト・木工チーム、植生調査チーム、普及・啓発チーム、教育研修チーム、ジュニアボランティアチーム、広報の7チームがそれぞれ活楽しく動しています。
木もれびの森の自然を保全するとともに、訪れる人に快適に過ごしてもらおうと、相模原中央緑地周辺の草刈り・散策路の整備などを行っています。
散策路に立つ万葉集の和歌が書かれた木札40個を管理し、手入れを続けています。
和歌は木や草花を詠んだもので、森を訪れる人に親しまれています。
なお、永年の活動が評価され、平成30年 第29回全国「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰を受賞しました。
相模原市南区にある「木もれびの森」を中心に活動しています。
主にナラ枯れ被害木の整備活動を通じて、緑豊かで生物多様性に富んだ環境に整備していくことを目標にしており、活動地域に植生する多種多様な植物の保護活動も積極的に行っています。
また、自然や「木もれびの森」への関心を高めるため、小学生から大人まで幅広い世代が参加できるようなイベントを開催したり、様々なイベントに参加するなどの活動も行っています。
約10年前、木が生い茂り暗くなった森をなんとかしたいと近隣の人が集まり活動を始めました。
現在は下草刈り、散策路の整備など木もれびの森の保全活動を行っています。散策路には植物の説明板や伐採した木を利用したカントリーヘッジ(自然素材の柵)を作るなど、森を訪れる人に気持ちよく過ごしてもらおうと活動しています。
境川の斜面緑地を守る会は、1995年に発足し、境川中流域の緑地を活動場所としており、相模原市内にとどまらず町田市、大和市にまたがって活動しています。
常緑樹の伐採や下草刈りを定期的に行い、明るい林床を好む植物を保全する一方、野鳥や昆虫への配慮から手入れを控えたり、手入れの時期に気を配るなど、生物多様性を保全し健全な生態系を維持するための活動を行っています。
東林ふれあいの森を愛する会は、相模原市南端に位置し、大和市側の緑地と合わせて「つるまの森」を形成する市街地の中にある樹林地「東林ふれあいの森」で活動する団体です。
動植物の生態に配慮した自然環境を守り、人に心地よい緑地保全型の森を目指すことを基本に会は平成13年に発足。
草刈り、落ち葉かき、散策路の整備や植物名札の設置等の活動をしています。
この他、森には絶滅が心配されるキンラン、ギンランが数多く見られ、毎年会全体での発生調査を行い、市へのモニタリング調査報告もしています。
平成28年には、第27回全国「みどりの愛護」功労者、国土交通大臣表彰を戴きました。東林ふれあいの森には、一年を通じて野鳥が様々に訪れます。明るい森の四季を巡る移ろいを体感しにお出かけしてみませんか。