ゴーヤをプランターで栽培する予定ですが、昨年使用した土をそのまま使用しても大丈夫ですか。
ゴーヤはウリ科の植物なので2、3年は連作してもさほど障害の心配はありませんが、「土壌改良剤」を土に混ぜ込むと良いと思います。
腐葉土や牛ふんを混ぜ込むのも有効ですが、未発酵だと根焼けを起こすため、完熟を使用してください。
アヤメを鉢植えにしています。現在葉が伸び放題になっておりますが、このままでいいものでしょうか?
植え替えをしない場合、葉の緑色が残っている間は、まだ、根茎に養分を蓄えている時期です。
そのままにしておき、葉が完全に枯れたら根元の部分から切り落とします。
植え替えを行う場合、根の活着を促すため、株分けして葉を半分ほどに切り詰めます。
このままの状態で来年は花を咲かせてくれるでしょうか?
質問者から花数が減っていると伺いましたが、株の生育具合と、植栽状況から、植え替えを必要としている時期にあると考えられます。
鉢植えでは特に、根が詰まっていると株が生長せず花付きが悪くなります。
花付きをよくするには、株の十分な生長が必要です。
秋までに葉が十分に出て(概ね7枚以上)、栄養的に充実していないと花芽の分化が進みません。
この伸び放題の葉を刈り取りしたら来年は花を咲かせてくれるでしょうか?
葉の刈り取りと花付きとは、直接的な関係はありません。
葉は、時期がきたら刈り取ってかまいません。(花茎は、花が終わった後、すみやかに元から切り落とします。)
肥料バランスとしては「チッ素」分の多い肥料を使用すると、葉の成長が特に促進され、花付きが悪くなります。
開花期の前に「リン酸」分をあげると良いでしょう。
なお、葉が枯れ、生育が止まる冬季には、施肥は行いません。
今後の管理はどの様にすればいいでしょうか?
植え替えが可能なギリギリの時期にあります。日当たり・水加減・夜間の低温に気を配りながら、鉢植えの株を植え替えてはいかがでしょうか。
ハナユズの皮が少し黒くなってしまう。葉がすす病にかかっている様子はみられない。
昨年はすす病にかかったので今年はマシン油を二回散布した。
原因と対策を教えてほしい。
お問合せのハナユ(ハナユズ)は、お庭に地植えされたものでしょう。
果実の表面(皮)が黒変する場合、たいていの場合、カイガラムシの発生に起因する「スス病」が疑われます。
お問合せの場合、すでにマシン油(乳剤)も散布され、枝葉の黒色化なども見られないことから、スス病の可能性は低いとのことですが、マシン油の効果(カイガラムシの気門を塞ぎ、呼吸を阻止)を考えると、いつ頃、どの程度、散布されたかによっては、まだ、スス病の危険性は
続いていますので、注意が必要です。
特に、暖冬下にあっては、病害虫の活動期が長期化するので油断ができません。果実を拭き取ってみて、黒いススが付着するようでしたらスス病、そうでなければ、病原菌が原因の場合などもあります。
かんきつ系の常緑樹の場合、マシン油は、病害虫の越冬期に散布することが効果的で、1月下旬~2月上旬頃が最適期といえます。
濃度は、ご利用になる各製品の使用方法にしたがい(希釈しすぎないように)ご利用ください。
また、病害虫の予防としては、越冬場所をつくらないようにすることが大切です。
日当たりと風通しをよくするための適度な剪定も有効です。
病原菌に起因する場合は、枯れ枝などに原因菌が残っていますので、こまめに処分してください。
経過のお知らせや写真の送付をいただければ、もう少し詳しくお調べすることが可能です。
満月ロウバイの鉢植えを購入しました。幹につぼみが1個だけついていて昨日開花しましたが、他に葉もつぼみもありません。
花が終わってから植え替える必要はありますか?必要だとしたら、植え替え時期はいつ頃が良いでしょうか。
お買い求めの‘満月’は、ロウバイの園芸品種ですが、育て方に相違はありません。
ロウバイは、大きく成長する樹木で、老化した方が花付きが良いため、一般には長年にわたる庭植えで楽しまれる方が多いですが、屋内で開花とその香りを楽しむための鉢植えも出回っているようです。
鉢植えの場合、根の成長が限られるため、木にストレスがかかることで開花しますが、そのまま放置しても毎年の開花はあまり期待できません。
ロウバイはその年に伸びた短い枝に花芽をつけるため、剪定をして、細かい枝分かれと短枝を増やすことで花付きをよくします。
株の成長のためにはひと回り大きい鉢への「植え替え」は有効ですが、花付きが良くなるわけではありません。
お手元の鉢植えでは、花が一輪だけ開花したとのことですが、他につぼみが見当たらないとすれば、
この冬の開花は、これ以上見込むことはできないと思われます。
花付きの悪さの要因として考えられることは、、
①屋内で日当たりが不十分であった
②徒長枝(根元側から上に向かって枝分かれが少なく、長く伸びた枝)が多い
③盆栽のように樹形を整えた際に葉芽・花芽を切り落としてしまった
などです。
「葉もつぼみも無い」とありますが、葉は、花後に成長してきます。
枝の節目に小さな葉芽が見当たらないでしょうか。(卵型の小さな芽で、ウロコ状の芽鱗に包まれています)
ロウバイは、枝や幹の基部から伸びる短い枝に花芽をつける傾向があります。
葉芽から枝が伸び、枝数が増え、そこに花芽ができます。
また、花芽分化の時期は、初夏〜夏なので、夏以降に剪定すると、せっかくできた花芽を切り落としてしまうことになります。
徒長枝の剪定や、光を取り込むためのすかし剪定などの作業は、花後、速やかに行ってください。
もし、これから庭植えにされるのであれば、真冬日が続く厳寒期を避け、2月~3月頃に行うか、落葉期を迎え休眠期に入る11月頃に行います。
庭に植える際は、深さ・幅が根鉢の大きさの2倍程度の穴に腐葉土や堆肥を混ぜて植えつけます。
(鉢替えの場合も時期は同様です。肥料も与えてください。)
ただし、木が十分に成長しないと、花が付かないことが多いようです。
花苗を購入して育てていましたが、水もしっかりあげていて虫も湧いておらず、病気でもないのに枯れてしまいます。
どうすれば枯れさせることなく花を育てられますか?
病害虫が原因でなければ、
・水やりの過不足
・生育環境の急激な変化
・土の状態や相性
・風通しの悪さ
これらが主な原因となります。
あてはまるものがないか、これらをひとつずつ確認していきましょう。
水やりの過不足
水は花苗にとって欠かせないもの、しかし水のあげすぎもよくありません。土が常に湿っていると、根がうまく呼吸できずに溺れて根腐れしてしまったり、カビや虫の発生原因になるからです。かといってもちろん水をあげないと花苗はダメになってしまいます。
花の種類にもよりますが基本的に水を上げるタイミングは、土の表面が完全に乾いて白っぽくなっているときに鉢の底から水が流れ出るくらいたっぷりとあげましょう。
また、夏日の場合は日中に水やりをすると土に含まれた水分がお湯になってしまい花苗がダメージを受けてしまいます。
そのためよく晴れた気温が高い日は朝か夕方に水やりをしましょう。
日中どうしても水やりをしないと花苗がダメになりそうなら、鉢やプランターは日陰に移動させて水をあげましょう。
生育環境の急激な変化
花苗は急な環境の変化に強くありません。
そのためビニールハウスや温室で育った花苗をいきなり強い日光や風に当てると、急激に弱ってしまいます。
花苗を購入した場合すぐには植え替えずに、2~3日ほど軒下か半日陰などに置いて新しい環境に慣らしていきましょう。
(外で売られていたもの等はすぐに植えても大丈夫。)
土の状態や相性
土の排水性が悪かったり栄養分が不足していると、花苗が育ちにくくなったり病気にかかりやすくなります。
去年使った土をそのまま使用する際は土の回復のため、去年の花苗等の根やごみをしっかりと取り除き、
堆肥や培養土を混ぜ込んであげるのが良いでしょう。
また、排水性と適度な保水性を保つために、パーライトや軽石、腐葉土などを混ぜ込むと良いでしょう。
培養土を購入する際は、花苗用か野菜用か確認して購入しましょう。
(野菜用の培養土は水持ちがよく栄養が多いため、あまり花苗の生育にはあっていません。逆に花苗用の培養土も野菜には適さないため購入の際は注意しましょう。)
風通しの悪さ
苗が密集しているなどの理由で風通しが悪かったりすると、湿気がこもって病害虫や根腐れが発生して枯れる原因となります。
苗の位置を離して枯れていたり混み合ってぶつかるような葉は取り除き、風の通りをよくして新鮮な空気を取り入れることで、
土の水分が蒸散し湿気がこもることを防ぎ、花苗の生長を促すことができます。